DLA-HD350 取り付け記録~4年ぶりの復活~

プロジェクタ使用遍歴

 2010年くらいでしょうか、大学生の時に中古で5万円のプロジェクタTH-AE700を買いまして、80インチのスクリーンを購入し使用していました。最初は椅子の上に乗っけて、それもコンポーネントで伝送し、ソース機器はPS3でした。スクリーンは紙空間というサイトのペーパースクリーンを導入しました。スクリーンは今でも売っているようです。かなり安いですが、品質は悪くありません。さすがに巻きの跡はついてきてしまいますが。
https://panasonic.jp/viera/p-db/TH-AE700_spec.html
https://kami-kukan.pigeonnet.co.jp/products/list.php?category_id=18

 学生で時間が多くあるとはいえ、毎回、見る際に配線しなければなりませんし、毎度フォーカスや位置調整が必要なことが億劫でそこまで使いませんでしたが、あるとき”シアターハウス”というところでプロジェクタの天吊り金具を見たのが転機でした。常設すれば、煩わしさから解放されると・・・と導入したのが、下記にもリンクがあります”スパイダー2”であります。そのついでですが、スクリーンサイズも100インチにアップしました。
 ということで、2014年初頭から天吊り金具とHDMIケーブル10mによるシアター環境が整ったわけですが、2016年中ごろに4Kに対応するべく、55インチのテレビとDMP-UB900、当時出たばっかりのUHDブルーレイプレーヤーも買ったわけです。そうしたらスクリーンがテレビにあたるため、使えなくなってしまったのです。誤算でしたね。4Kともあろう時代に720pでどうなんだ?という思いもあり、プロジェクタ大画面生活からいったん身を引きました。

 今回、引っ越しをしまして、だいぶリビングが広くなったことで、大画面で映画を見たい欲が再燃したわけです。画面幅は3m、高さは2.4m、投射距離も4.5mって素晴らしい環境でして・・・音響の方は以前から書いております通り、DENONのAVC-X6500Hを導入し、大革命いたしましたので、とりあえず終焉しました。この音響に負けてしまう55インチのテレビ、ということでプロジェクタで140インチクラスでやろうという計画であります。晴れてプロジェクタ計画再始動です。


今回のシステム概要

プロジェクタ:DLA-HD350(JVC) ※中古 5万
スクリーン:シネマスコープ比率135インチ電動スクリーン(シアターハウス)
HDBase-T延長器:HD-10UTR(エーディテクノ)
CAT7 15m STPケーブル KB-T7-15WN
HDMIケーブル:RP-CHKX10-×2本

プロジェクタですが、4Kは見送りました。理由は2つで価格と機能です。海外メーカーのBENQなどでは、10万ちょっとから4K対応がありますが、レンズシフトがついていないのです。ついてるものはやはり20万超えです。ということで1080p対応モデルとなったわけですが、当時の良いものが結構買えそうな値段であふれているわけです。ソニーだったり、エプソン、ビクターの高価だったものまで、今回はビクターの2009年発売モデルDLA-HD350を購入しました。定価は55万、逆立ちしても低所得者な自分には買えないものが、手に入りました。5万以下です。ランプは395時間とやや使われていますが、本体もきれいでした。レンズシフトが効かなくなりましたが、簡易修理で大出費にはなりませんでしたので、よしとしましょう。

今後のシステムアップに係わる懸念事項

数年ないと思うんですが、4K解像度への更新をしたときに問題になるのが、HDMIの延長距離、これが大変なネックなのです。こちらのブログで発信しているようにHDMIの基本延長距離は5mです。これは4Kでも同じなのですが、1080p時に比べて、伝送帯域が大きくなったので長距離伝送がしにくいです。通常のメタル線であれば、4Kですと10m前後で、ケーブルによっては不安定になります。これは送り側と受け側のICの能力によるところもありますが。基本的には延長するためには以下のパターンを選ぶ必要があります。

・EQ付きケーブル
・光に変換するケーブル
・LANに変換する


 EQ付きは線の部分はメタルで、15m~20mまで伝送できるものが多いです。コネクタにバッファ用ICを搭載しており、EDIDのやり取りを行うDDCと映像を送るTMDSラインを増幅します。

 光に変換するタイプは、信号線の部分に光ファイバーを使用しており、外来ノイズや信号劣化を最小限に抑え、100m以上の伝送を謳っているものもあります。ただし弱点としては、ソース機器側に電力供給能力(5V)がないと正常に動かないことが多い、I/O光変換モジュールの寿命が比較的短いなど、長い目で見たときには耐久性に不安がある。ddcがメタル

 映像信号をLANに乗っけるというのは、あまりなじみがないかもしれませんが、業務用AVでは安価に延長できることから、よく使わており、HDBase-Tという規格もあるので、歴史があり、多くのメーカーが参画しています。自分も業務用メーカー勤務ですので、この方式のメリットもデメリットもわかっています。これは送受信機がいりますが、片方はPOH方式で電源が不要です。将来的なメンテナンスも機器を交換するだけで済むのがいい。ケーブルごと交換するのは手間です。今回使用した製品はHD-10UTR(エーディテクノ)というもので、4K/60p 4:4 :4対応の延長器です。現状HDBase-Tは4K/60pの場合には4:2:0になってしまうのですが、受信機側で復調します。正直、画質差として見抜くのは困難なレベルです。実際HDMI単独では、上記の理由から実際つなげないと使えるかわからないという博打的なものがありますので、HDBase-Tは延長距離や安定性からもメリットがあります。


配線図

配線経路
金具とHDBase-T受信機
梁なので非常に取り付けは簡単で頑丈である
受信機は穴をあけるのが嫌で、インシュロックとした
LANケーブルを接続
モールも2本に増えた
デェェェーン
某映画風ですなあ、、全くお笑いだ
ということで、結構簡単に取り付けられました
AVラックには送信機