AI崩壊

仕様

■種別・・・配信(アマゾンプライム)
■解像度・・・1080p
■音声・・・ドルビーデジタル 5.1
■HDR・・・なし
■画質・・・8
■音質・・・8

作品概要

大沢たかお、松島菜々子共演の近未来SFである。ほとんど邦画は見ないが、CMで気になっていたので、見てみた。

2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理していた。いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走を開始。AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態が巻き起こる。警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。

というのがあらすじであるが、アイ・ロボット、トランセンデンス、逃亡者、マイノリティリポートなどこれらの映画をくっつけたような内容で、オリジナル脚本という触れ込みであるが、既視感が半端ない。逃亡シーンはほぼマイノリティ・リポート、主人公は科学者で普通なので、警察などと交戦はしないため、普通にカメラをよけて逃げるというのを1時間弱見ることになる。AI暴走の要因は外部からの操作によるもので、アイ・ロボットなどにおける、AIの自己解釈から豹変したものでないので、機械対人間という構図でもない。また、いくら設計者とはいえ、ノートPCでいとも簡単にハッキングできる時点でセキュリティがないに等しいし、作中では、”のぞみ”ができてから、約10年後の物語で、そのあとはサーバー、機能、あらゆるものが他の要素で構築されているにもかかわらず、それまでかかわっていなかった開発者にいとも簡単に操作されている時点で、ここにいるエンジニアたちは超無能である。
 描きたかったテーマがいまいちわからないし、主人公の妻が病気で他界した、その時にこのAIが使えなかったなどのバックグラウンドも物語の進行に対して、全く影響がないなど、退屈になる要素が満載である、これは映画館に行っていたら寝るか、出て行ったかもしれない。

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レビュー 

画質

DIマスター:不明
撮影カメラ:不明
特に情報があがっていないので、このあたりに言及はできないが、デジタル撮影による最近の画調、色温度はやや高く、映画的というよりはドラマ的感覚か。
グレイン処理はないに等しく、遠近感と高い解像感が得られているが、全体的に映像が暗めでメリハリはあまりない。

音質

冒頭の”のぞみ”によって社会が変わっていく様は、”のぞみ”の声をサラウンドに配置し、近未来間を演出している。アクション物ではないが、逃亡する場面でしばしば、アクション要素のシーンも見られる、劇伴は誇張されない、セリフは大きめだが、銃撃の音、車が勝手に操作されて、落ちてくる場面など、力強さ、鋭さを的確に描写されていたことに少し驚いた。音質に関しては、楽しめる要素にとしてしっかり機能している。逆に音がしょぼかったら、途中で見るのをやめていたかも・・・