ランボー ラスト・ブラッド

仕様

■種別・・・UHD ブルーレイ(北米盤)
■解像度・・・4K(3840×2160)
■音声・・・ドルビーアトモス(英語)
■HDR・・・HDR10
■画質・・・8
■音質・・・7

イントロダクション

 ベトナム帰還兵ランボーの苦悩や葛藤、その中での活躍を描いた、シルヴェスター・スタローン主演のアクションシリーズの5作目にあたります。邦題ではスタローン作品に”最後”をつけたがるのですが、何度かスタローンは日本の映画関係者の意図を汲まずに新作をリリースしています。

 ランボーシリーズより前に制作された、しがない三回戦ボクサー”ロッキー・バルボア”が世界チャンピオンとなる軌跡と成長していく姿を描いた”ロッキー”シリーズも1990年にロッキー5が最終作と思われましたが、2006年にロッキー5での設定を無視した形で、ロッキー・バルボア(邦題はロッキー・ザ・ファイナル)が公開されました。ここでも日本の映画製作会社はファイナルを冠しています。その2年後の2008年ランボー3怒りのアフガンから20年後に4作目にあたるジョン・ランボー(邦題はランボー/最後の戦場)が制作されました。

 4作目の日本での配給はGAGAが行っておりましたが、今回の5作目に関しては、何のアナウンスもありません。来年の公開?でもなさそうな気がします。推測ですがビデオストレートになる気さえしてきました。

追記:2020年6月26日(金)に日本公開が決定、公式サイトができました。
今回の配給もGAGAです。劇場公開版ではなく、エクステンド版(101分)版だそうです。シリーズ初の日本語吹替同時上映も決定しました。スタローンはもちろんこの方、ささきいさお氏。期待しましょう!併せて、4のディレクターズカット版が廉価版で再発されます。
https://gaga.ne.jp/rambo/

本作の4K UHD BD DVDの発売決定、12/8発売、デジタルロードショーは9/18~10/4、デジタル配信は11/4~ 字幕・日本語吹き替え版
パッケージ版は英語 ドルビーアトモス 吹替はTHD 5.1
ポニーキャニオンが絡んでてよかったかも、GAGA単体だったら、スペックは落ちたかもしれん。

ベトナム帰還兵が仕掛ける、究極のホームアローン!

 先に書きましたが、本作はランボーシリーズ5作目にあたり、原題にてラストブラッドが冠されていることから、最終作と思われます。スタローンの年齢から言っても続編は難しいそうですね、73歳ですし。60代だった前作では、森の中を駆けていくシーンがあるように、動きがまだ機敏ですが、本作では、あそこまで走ったりするシーンもなく、動きはかなり少なくなっています。エクスペンダブルズ4もどうなるのか少し心配です。今回のランボーのビジュアルは2~4の長髪ではなく、1と同じように普通のスタローンです。前作の容赦ないスプラッター全開の描写については踏襲されていました。

・ストーリー
 前作でR-ランボー(自身の父親?)と書かれた郵便受けのある実家に帰ったランボー。牧場を営んでおり、初老の女性とその孫娘であるガブリエラと暮らしている、地下に穴を掘っており、何らかの備えはしている模様。ある日、ガブリエラは別れた父親に会いにメキシコ渡りたいと申し出るが、ランボーは反対する。黙ってメキシコに渡ったガブリエラは父親と再会するが、父親との再会を仲介した女に人身売買組織に売られてしまう。ランボーはメキシコに向かいガブリエラを救出するも、組織から追われる身となってしまうが、彼らと闘うことを決意する。
 
 ということで、今までのシリーズに絡んでいない方が出てきます。 ランボーがガブリエラの父親に関して語る部分がありますが、シリーズ通しても、父親にあたる人物が登場しないので、うーんという感じがあります。
最終決戦は森でもなく砂漠でもない、自身の経験から改造された自宅なので、さながらホームアローンを本気出してやったらこうなったという感じです。
スプラッター、グロ描写は健在ですが、ロッキーとは明らかに違う雰囲気、悲哀や悲壮感、内からほとばしる感じを全身で演じたスタローンには敬意しかありません。内容なんて無いもんですが、エンドロールは粋な演出に涙です。
 シリーズを見た方は見納めしたほうがいいと思いますが、映画単体でいえば、消化不良です。 4もそうですが、共演者でぱっと見でわかる俳優がいませんが、有名な作品チラホラ出てるようです。 見てみると日本での公開が先送りされたのが、なんとなく察するところもありますが。

レビュー 音質は前作に比べると残念

※北米盤、日本語字幕、音声なし

画質

ランボーシリーズであることを考えると、非常に高画質、前作はグレイン効果が強めで、色合いも変えられていたが、本作では解像感もデイシーン、ナイトシーンの暗部もつぶれておらずキレのある画質、シリーズ最高画質。1~3の4Kリマスター版もかなりよくなってますが。
DIマスターは4K

音質

サラウンドとしては高い完成度を保っているのだが、まず音量が小さい、ダイナミックレンジは広いのか?と思えば、そこまでだし、ダイアローグが大きいので、音量を上げるとやや耳障りです。バランスがよくない気がします。評価はやや辛口になります。最高音質はやはり4であろうかと。
 4はプライベートライアン並の非凡な音質でリファレンスにしてただけに今回は少し残念です。ちなみに非凡な音質を出していたのは、北米版ですが。日本版は低音ボンボンで、空間再現力が減退しており、がっかりしました。日本版のディレクターズカット版を入手しましたが、北米版の劇場版と変わらないくらいになりましたね。ただ北米盤のディレクターズカット版はもっとすごいそうです。

追記:ドルビーアトモス環境で再確認
・最終バトルシーン、トップスピーカーが大活躍
・全体爆破万歳
・セリフの耳障りさはなくなっていた⇒アンプが変わったからと推測
・音質の評点は変わらず